鮭の種類

ひとくちに鮭と言っても沢山の種類があるようです。鮭や鱒はサケ科の魚で日本では北日本や北洋で漁獲される魚です。サケ科の中にはサケ属、ニジマス属、イワナ属、イトウ属などがありますが特にサケとマスは混同されがちなので、通 常サケ・マス類ということが多いようです。ニジマスは淡水産ですが海水性のサケ・マスの中には陸封型と言ってヒメマスのように湖や川に生息するようになったものもあります。このうち昔から塩ザケにされて一般 に馴染み深いのは白ザケと言われるものです。白ザケは秋サケと夏サケがあり正月用の新巻とされます。以下に一般 的なサケ・マスの分類を掲げます。これはあくまで事典などに掲載されている一般 的な説明で、その地方により、呼び名、分類も若干異なるようですので予めご了解ください。


一般的な鮭の分類

名  称
別  名
肉  色
見分け方
シロザケ

シャケ、アキアジ、
トキシラズ、シロ

淡紅色
尾ひれの切り込みが深く、また白色の放射条があります。
ベニサケ
ベニ、ベニマス、
陸封をヒメマス
濃紅色
尾ひれに白色放射条も黒点もない。
ギンザケ
ギン、ギンマス
紅 色
尾ひれの白色放射状がシロザケより多く、切り込みも深い、また尾の付け根も太いのが特徴です。
カラフトマス
セッパリマス
ピンク色
尾ひれに黒色の斑点があり、魚体が小さいのが特徴です。
マスノスケ
スケ、オオスケ、キングサーモン
ピンク色
尾ひれに白色放射条と黒色があります。魚体が2mぐらいまで成長するものもあります。
マ  ス
サクラマス、ママス、ホンマス、陸封型をヤマベ(ヤマメ)
赤黄色
背びれに大きな黒班があるのが特徴ですが陸封型にはみられません。
ニジマス
ニジマスとは英名のレインボー・トラウトを直訳したものです。
濃紅黄色
背が緑黄色で、体側に鮮紫紅色の帯が走っているのが特徴です。

その他の鮭の呼び方

名  称
説        明
鮭 児

(ケイジ)

鮭児「けいじ」は別名“幻の鮭”とも云われています。鮭は通 常4年周期の回遊魚なのですがこの鮭児は3年を周期にしています。その肉質は良質の脂が多く、国産の高級霜降り牛肉と比べても遜色ないほどの見栄えをしています。漁獲される数も少なく豊潤な肉質を称えて”まぼろし”とされているのかもしれませんね。鮭児は鮭の中で最も高級な魚と言えるでしょう。鮭児の販売に至っては鮭児であるということを証明するタグをつけることを義務づけられています。

時 鮭

(ときざけ)
時鮭「ときしゃけ」は別名“時知らず”とか単に“とき”と呼ばれています。種類はシロザケで時を知らぬ かのように一年を通じて漁獲されるためそのような名前がつきました。もっとも年間を通 じての漁獲量は少ないのです。時鮭のもっとも美味い時期は5月から6月ぐらいまででその肉質は適度な良質の脂がのり弾力があり普段口にする鮭とは一線を画する食感があります。鮭児に次いで高級魚と言えるでしょう。